こんにちは。
今日はKURKKU FIELDSは定休日。
近所のコーヒー屋さんにコーヒー豆を買いに行きました。
生豆が種類ごとに並んでいて、注文するとその場で焙煎してくれます。
焙煎の香ばしい薫りの中、待っている間に出してくださるコーヒーがまた美味しいのです。
少し暖かくなってきたので、さっぱりとした余韻のものを選んで帰りました。
さて。
前々から、なかなか思うように焼けないことがありましたシフォンケーキ。
(販売しているものは、お出しできる品質のものです。が、もっと良くなるとわかっており。それも心苦しい。)
月曜日に焼きあがったものが、はっとする美味しさで、
「これだ、この感動をお客様に味わっていただくためにケーキを焼いているんだった!」
と、社員皆に配り歩いて、おもわず涙が出てくるような経験をしたのです。
自分で焼いているケーキなので、手前みそもいいところで、お恥ずかしい限りではあるのですが、
どうしても皆様にも伝えたくて。
私自身が、このケーキをふいに食べたら、「ん?!」って、動きが止まって、一口終わってから、
手に持ったケーキをしげしげと眺め、もう一口を口に運び、息を鼻から思いっきり吐いて、
その風味を全身で感じ、目を閉じてにんやりしたい。そんなケーキでした。
この感動を、お客様に届けたいという思いで、お店になるんだと。
お金が欲しくて売りたい、ということではなく、この感動を分かち合いたいという純粋な思いが、行動を生むんだと。
なんだか少しだけ分かったような気がしたのです。
KURKKU FIELDSで販売しているモッツアレッラは、その象徴のような存在だと、私は勝手に思っていて、
あれは、食べることが感動の体験なのです。竹島さんが何年も、人生をかけて育ててきた大切なもの。
だから美味しいし、だから人が魅せられる。
KURKKU FIELDSでお客様に伝えたい価値についてスタッフでブレストしていた時、
「安っぽい体験じゃなく、働いている私たち自身が感動したことを、お客様に追体験してもらいたい。」
と、意見が揃ったことがありました。ようやく私も、ひとつ自分で感動する体験の糸口が見つけられた気がします。
まだまだ生まれたばかりのKURKKU FIELDSですが、
きっと周りのスタッフも、皆もがいたり悩んだりしながら、ほんのたまに光る気づきを貯めているんだと思います。
シフォンケーキのスタッフにとっては、シフォンケーキを毎日感動できる品質まで高めることがまず最初につかむべきこと。
皆で試行錯誤しながら、出来ることを増やしていきたいです。
皆様の元に感動のシフォンケーキをお届けします!(プレッシャー)
今週の木曜日は、場内設備の整備の為、お休みをいただきます。
金曜日から、いつもと変わらず丘の上のシフォンケーキ屋さんでお待ちしています。
最後まで読んでいただき有難うございました。