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#コラム #菜園部

UPDATE 2022.8.1

こんにちは。広報を担当している小林真理です。

今年始めた菜園部の夏野菜が収穫の時期を迎えました。トマトにピーマンなど、たくさんの苗を植えたので、この夏は野菜には困らないな、と思っていたのですが、よく育ったのは万願寺唐辛子、オクラ、茄子の3種のみ。他の野菜は思ったように収穫できませんでした。

最初に実をつけたのはピーマン。かわいい小さい実がついた!と思ったら、葉っぱからみるみる枯れてきてしまいました。農業部に相談して、腐葉土と鶏糞堆肥、苦土石灰を混ぜて畑に撒きましたが、時すでに遅し。実をつけては枯れていくピーマンを見守りながら、小さなピーマンを2つだけ収穫しました。

ピーマンの横に植えたトマトも、例年にない猛暑が続いたためか、なかなか実がつきません。誘引、芽かき、水やり、もっと手をかけてあげたらよかったのかなと思いつつも、やはり果菜類が育つための栄養がそもそも土に足りていなかったのでしょう。今年の状況を踏まえて、次に土をどうしていったらいいのか実験してみようと思います。

うまくいったオクラと万願寺唐辛子は、ピーマンとトマトのエリアからは少し離れていて、土の成分が違ったのかもしれません。特に万願寺は毎日両手で持ちきれないほどの収穫量!夕飯には連日万願寺の揚げ浸し、煮浸し、天ぷら、炒め物、、こんなに万願寺唐辛子を食べて過ごした夏は初めてでした。

もちろん収穫はほんの一部。閉園後の水やりがこの夏の日課でした。ある日いそいそと水だけあげようと思ったらちょっとホースが短くて、まぁいいかと横着して遠くから水をやっていたら、農業部のスタッフに「伸ばしてやるからもっと近くであげなさい!」と指摘され、あぁ、そうだよな、と近くに行くと、もう少し土を寄せて固めてあげないと不安定だな、とか、わき芽が出ているから切っておこう、とか、気がつくことがたくさんあってそこから真っ暗になるまで作業したことも。野菜を育てる難しさと、面白さを少し知ることができた夏でした。

これからの土づくりも楽しみです。

小林真理MARI KOBAYASHI

1987年東京生まれ。上智大学卒業。カリフォルニア留学時代にマーケットやオーガニックスーパーに触れ、新たな食の流れに触れる。総合商社で7年勤務する傍ら、2017年に「出会いと暮らし」をテーマにしたマーケット「SUORA CAFÉ」を主宰。2018年より KURKKU FILEDS 創業メンバーとして入社。

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