KURKKUFIELDS クルックフィールズ

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千葉県木更津市

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CONCEPT クルックフィールズのコンセプト

千葉県木更津市にある広さ30ヘクタールのクルックフィールズは、どこから楽しんでも、それらすべてがひとつの環(わ)でつながっていることを実感できます。

太陽を浴びた土を耕し、その畑でできた野菜やハーブはダイニングやベーカリーに運ばれ、畑の恵みから作る天然酵母によりふんわり膨らんだ小麦の生地の上で出来立てのチーズやシャルキュトリーとともに、おいしいハーモニーを奏でます。

排水は微生物や植物の力を借りたバイオジオフィルターで浄化され、場内の活動で出たごみや生き物の排泄物は堆肥となり資源として他の生物たちともつながって森を作る。そしてアートはミクロの世界から宇宙までも感じさせながら意思と意匠によって奇跡的なこの循環を讃えます。

木更津という自然豊かな場所にできたこのさまざまなフィールドは、
こうして幾重にも折重なり、うつくしいハーモニーを響かせています。

クルックフィールズへ来て感じてみてください。
豊かないのちの手触りを。

未来へとつながっていくサステナブルな力を。

KURKKU FIELDS FOREVER クルックフィールズよ永遠にKURKKU FIELDS FOREVER クルックフィールズよ永遠に

The Beatles に「Strawberry Fields Forever」という曲があります。

これはビートルズにとってもスタジオワークに没頭していくターニングポイントになった曲です。 実在のストロベリー・フィールズというのは、ジョン・レノンが普段から目にしていた孤児院の名前でした。

それを「心配ないさ、ストロベリー・フィールズよ永遠に」と歌うジョンの心は、社会からこぼれ落ちてしまいそうな人やモノへの想像力に満ちていたということでしょう。つまり、クリエイティヴやイマジネーションの力こそが世界を変えることのできる大切なものだということ。

目の前にあるものも、月の裏側から畑の中の弱々しい微生物までも、すべてがつながっている。

ひとが生きる本質的な心地よさと喜びを、行き過ぎた経済合理性からこぼれ落ちてしまった“いのちの手触り”を、クリエイティヴとイマジネーションで作っていければ。

<KURKKU FIELDS>の名前はそんな想いに由来しています。

MESSAGE from Takeshi Kobayashi

クルックフィールズ
総合プロデューサー
小林 武史

「循環」ということを自覚的に考えるようになったのは、2001年のニューヨーク同時多発テロがきっかけでした。全世界を震撼させたあの事件は、単に遠くの突発的な悲劇などではなく、政治経済やエネルギー / 循環など、わたしたちの暮らしとも関わりあうなかで起きていました。

であるならば、自分たちの未来を誰かに委ねるのではなく、持続していける社会を自らの手で選んでいくためになにができるだろうか。

その想いから2003年に環境に配慮したプロジェクトへのマイクロ・ファイナンス事業を展開する非営利団体 <ap bank> を立ち上げました。

2005年には音楽フェス<ap bank fes>をスタートさせ、その収益を有志や被災地ボランティア活動に充てることで、音楽を通して人々の想いが循環していく形を生み出すことができた。

そしてその傍ら、ap bank が持つサステナブルというコンセプトを、実社会の経済のなかで実践していく場として、2005年に *kurkku が誕生します。

当時のエコブームなどにも後押しされ、kurkku のオーガニック・レストランやプレオーガニックコットン事業などは都市型のビジネスとしてマーケットからも大きな評価を得ることができました。 しかし、2009年のリーマンショックを境に消費マインドは環境ではなくコストへと傾き、この国でも格差社会が顕現しはじめます。そして2011年には東日本大震災と福島第一原発事故によって、わたしたちは命のあり方そのものまでを問われることになります。

ひとの営みの足元まで降りていき、そのうえで広く世界とつながる豊かな循環を生んでいくにはどうすればよいのか。

その大きな難題に対するひとつの答えが、被災地支援の一環として行われる総合祭 Reborn-Art Festival(リボーンアートフェスティバル)でした。大きな被害を受けた宮城県石巻市 / 牡鹿半島を、アート・音楽・食の祭典によって、地元の方々とともに内側から作り上げていこうという試みです。 そしてもうひとつの答えが、この<KURKKU FIELDS>なのです。

2010年から、すべての根幹である一次産業 / 有機農業をこの地で立ち上げ、そこにさまざまな人が枝葉のように宿り幅広いクリエイティヴの場として育ってきました。 新しく生まれたこの2つのプロジェクトのコンセプトはともに “いのちのてざわり” です。“生きる”ということの本質的な部分を、アートを中心に表現したのが<Reborn-Art Festival>であるならば、食べるということを中心として本質的な喜びを提供する場所がこの<KURKKU FIELDS>なのです。

ここではさまざまな食のプロジェクトが生き生きとしたアートのようにみなさまを迎えてくれることでしょう。

<kurkku>という実践をはじめて早13年が経ちます。この<KURKKU FIELDS>はこれまでの数多くの活動を経てたどり着いたひとつの集大成だと感じています。サステナブルな未来の形を、いのちのてざわりを、ぜひここで実際に体験してみてください。

* kurkku と ap bank はコンセプトを共有するのみであり、運営等における資金においては一切関係はありません。

CREATIVE PARTNER

クルックフィールズのプロジェクトに
関わってくれている人たち

アートディレクション

水野学

Manabu Mizuno

クリエイティブディレクター
シフォン内外装担当

久住 有生

Naoki Kusumi

左官職人
シフォンケーキ監修

小山進

Susumu Koyama

パティシエ
TINY HOUSE VILLAGE プロデュース

竹内友一

Yuichi Takeuchi

タイニーハウスビルダー
DINING, BAKERY, CHIFFON,
CHARCUTRIE 設計

藤原徹平

Teppei Fujiwara

建築家
SUSTAINABLE 部門プロデュース

四井真治

shinji Yotsui

パーマカルチャーデザイナー
オーガニックファーム / 農業指導

山下一穂

Kazuho Yamashita

農家
野生の森プロデュース

三浦豊

Yutaka Miura

森の案内人
カラビナカープロデュース

CARABINA

カラビナ

Family experience partner
cocoon ディレクター

皆川明

Akira Minagawa

デザイナー
cocoon 設計

吉田隆人

Takato Yoshida

建築士