KURKKU FIELDS 第一期オープン日のお知らせ

このたび台風15号の影響により被災されたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。

千葉県木更津市に位置する私たちKURKKU FIELDSも、ビニールハウスの全壊や、鶏舎やダイニング等の多くの施設が破損するなど大きな被害に見舞われました。停電も長く続きましたが、その中で 壊れてしまったビニールハウスや鶏舎の屋根の解体や修復、壊滅してしまった畑の整備、園内の倒木の植え直し、 動物たちへのケアをスタッフ中心におこなってきました。おかげさまで、9月19日夜に12日ぶりに停電が解消され、 電気、水などの生活インフラが戻り、スタッフや動物の生活に支障がなくなりました。

この間、多くの方々にご来場いただき復旧作業をお手伝いいただいたり、支援物資をいただいたり、励みになるお言葉を全国から数多くいただきました。 スタッフ一同、目の前の現実の中で気分が落ち込みがちな中で、本当に大きな励みとなりました。 心より皆様のお気持ちやご支援に対して御礼申し上げます。

電気が通ったことで、オープンを心待ちにしてくださっているお客様や関係各所の方々に出来るだけ早くお越しいただけるよう、現在はスタッフ総動員で復旧作業にあたっております。 安心してみなさまにお楽しみいただける準備を全て整えられるよう、スケジュールを調整したところ、 かねてよりお伝えしておりました日取りより約1ヶ月延期して、

11月2日(土)

を第一期のオープン日とさせていただきたいと思います。

千葉県にはまだまだ被害を受けて大変な思いをされている方も多数いらっしゃいます。KURKKU FIELDSも今回の被害の復興に向けて何ができるか、自分たちの足元を整えながら考えていきたいと思い、オープンに先立って、地元の木更津・君津・富津・袖ヶ浦をはじめ、 被災された方々に自然の中で過ごす気持ち良さや、畑の恵みが感じられる食の美味しさをお楽しみいただけるよう 「OPEN FARM DAY(オープンファームデー)」として10/20(日)、10/27(日)の2日間、農場を解放します。農場の野菜をふんだんに使った天然酵母のピザの振る舞いなど、農場ならではの内容をご用意して、皆さまをお待ちしたいと思います。

また、将来的な防災に向けてKURKKU FIELDSができることを、これから地域のみなさんとも一緒に考えていきたいと思います。今後ともKURKKU FIELDSをよろしくお願いいたします。

KURKKU FIELDSスタッフ一同

▲PDFファイルで確認(2.2MB)
▲破損した鶏舎の屋根は新しいものに張り替え(現在は張り替え完了)
▲園路に飛散した倒木は手作業で撤去
▲全壊したビニールハウスの解体風景(今後の再建は未定)
▲東京電力の方々による復旧作業により9月19日夜に停電解消
▲大きな被害を受けた畑には新たな苗を定植

©Nakano Yukihide / SKYLAB

草間彌生 無限の鏡の間 - 心の中の幻/ Infinity Mirrored Room - Illusion inside the Heart

人と農と食とアート 自然の協奏曲 KURKKU FIELDS クルックフィールズ

東京から1時間。木更津市にある30haという広大な土地に、これからの人や社会の豊かさを提案する、サステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS」が、2019年10月5日(土)に第1期オープンいたします。「FARM」「EAT」「ART」「PLAY&STAY」「NATURE」「ENERGY」の6つのカテゴリーに分かれた魅力溢れるコンテンツが場内全体に広がっています。サステナブルな未来の形を、いのちのてざわりを、ぜひ実際に体験しに来てください。

KURKKU FIELDSエリアマップ

FARM

太陽からはじまる循環のベースは土と水が育くんでくれる自然の恵み。
「おいしくてサステナブル」がKURKKU FIELDSのめざす姿です。

EAT

採れたてのフレッシュ素材をシンプルにいただくここだけの贅沢。
広がるのどかな風景と自然に調和する建築も味わいのスパイスに。

ART

自然のおいしさを感じたあとはアートで心の滋養を味わう。
人と環境がつながるヒントがこめられた厳選の作品たち。

PALY & STAY

自然をもっと満喫するためのサステナブルなプレイ&ステイ。
自分のスタイルでさまざまな楽しみ方をセレクトすることができます。

NATURE

緑と水と小さな生き物たちの神秘的でサステナブルな営み。
多様な生態系だけが育むことのできる大切な豊かさを体感する。

ENERGY

緑と水と小さな生き物たちの神秘的でサステナブルな営み。
多様な生態系だけが育むことのできる大切な豊かさを体感する。

2019年11月2日(土)KURKKU FIELDS 第1期 オープン概要

第1期 オープン日
2019年11月2日(土)午前9時
営業時間
9:00〜17:00
定休日
祝日以外の火曜日、水曜日
入場料(税込)
大人
(中学生以上)
子供
(4歳〜小学6年生)
3歳以下
休日 1,000円 500円 無料
平日 無料 無料 無料

※荒天時(飲食エリア以外クローズの場合)は入場料無料となります。

駐車場料金
無料

アクセス

〒292-0812 千葉県木更津市矢那(やな)2503view on googlemap

シーバレー号
急行時刻表
渋谷駅
(マークシティ)
クルック
フィールズ
入り口
渋谷駅
(マークシティ)
行き 07:40 09:04 -
行き 09:20 10:39 -
行き 11:10 12:34 -
帰り - 14:52 16:45
帰り - 17:12 19:05
POSTSCRIPT Message from Producer TAKESHI KOBAYASHI

KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)よ 永遠に(フォーエヴァー)。

The Beatles に「Strawberry Fields Forever」という曲があります。これはビートルズにとってもスタジオワークに没頭していくターニングポイントになった曲です。 実在のストロベリー・フィールズというのは、ジョン・レノンが普段から目にしていた孤児院の名前でした。それを「心配ないさ、ストロベリー・フィールズよ永遠に」と歌うジョンの心は、社会からこぼれ落ちてしまいそうな人やモノへの想像力に満ちていたということでしょう。

つまり、クリエイティヴやイマジネーションの力こそが世界を変えることのできる大切なものだということ。目の前にあるものも、月の裏側から畑の中の弱々しい微生物までも、すべてがつながっている。ひとが生きる本質的な心地よさと喜びを、行き過ぎた経済合理性からこぼれ落ちてしまった“いのちの手触り”を、クリエイティヴとイマジネーションで作っていければ。<KURKKU FIELDS>の名前はそんな想いに由来しています。

The Beatles に「Strawberry Fields Forever」という曲があります。これはビートルズにとってもスタジオワークに没頭していくターニングポイントになった曲です。 実在のストロベリー・フィールズというのは、ジョン・レノンが普段から目にしていた孤児院の名前でした。それを「心配ないさ、ストロベリー・フィールズよ永遠に」と歌うジョンの心は、社会からこぼれ落ちてしまいそうな人やモノへの想像力に満ちていたということでしょう。つまり、クリエイティヴやイマジネーションの力こそが世界を変えることのできる大切なものだということ。目の前にあるものも、月の裏側から畑の中の弱々しい微生物までも、すべてがつながっている。ひとが生きる本質的な心地よさと喜びを、行き過ぎた経済合理性からこぼれ落ちてしまった“いのちの手触り”を、クリエイティヴとイマジネーションで作っていければ。<KURKKU FIELDS>の名前はそんな想いに由来しています。

いまこそ“いのちのてざわり”を History of kurkku & Takeshi Kobayashi

「循環」ということを自覚的に考えるようになったのは、2001年のニューヨーク同時多発テロがきっかけでした。全世界を震撼させたあの事件は、単に遠くの突発的な悲劇などではなく、政治経済やエネルギー/循環などわたしたちの暮らしとも関わりあうなかで起きていた。

であるならば、自分たちの未来を誰かに委ねるのではなく、持続していける社会を自らの手で選んでいくためになにができるだろうか。その想いから2003年に環境に配慮したプロジェクトへのマイクロ・ファイナンス事業を展開する非営利団体<ap bank>を立ち上げました。2005年には音楽フェス<ap bank fes>をスタートさせ、その収益を有志や被災地ボランティア活動に充てることで、音楽を通して人々の想いが循環していく形を生み出すことができた。

そしてその傍ら、ap bankが持つサステナブルというコンセプトを実社会の経済のなかで実践していく場として2005年に<kurkku>が誕生します。(※注) 当時のエコブームなどにも後押しされ、kurkkuのオーガニック・レストランやプレオーガニックコットン事業などは都市型のビジネスとしてマーケットからも大きな評価を得ることができました。

しかし、2009年のリーマンショックを境に消費マインドは環境ではなくコストへと傾き、この国でも格差社会が権限しはじめます。そして2011年には東日本大震災と福島第一原発事故によって、わたしたちは命のあり方そのものまでを問われることになります。

ひとの営みの足元まで降りていき、そのうえで広く世界とつながる豊かな循環を生んでいくにはどうすればよいのか。

その大きな難題に対するひとつの答えが、被災地支援の一環として行われる総合祭<Reborn-Art Festival(リボーンアートフェスティバル)>でした。大きな被害を受けた宮城県石巻市/牡鹿半島を、アート/音楽/食の祭典によって、地元の方々とともに内側から作り上げていこうという試みです。

そしてもうひとつの答えがこの<KURKKU FIELDS>なのです。2010年から、すべての根幹である一次産業/有機農業をこの地で立ち上げ、そこにさまざまな人が枝葉のように宿り幅広いクリエイティヴの場として育ってきました。

新しく生まれたこの2つのプロジェクトのコンセプトはともに” いのちのてざわり ”です。

” 生きる ”ということの本質的な部分を、アートを中心に表現したのが<Reborn-Art Festival>であるならば、食べるということを中心として本質的な喜びを提供する場所がこの<KURKKU FIELDS>なのです。ここではさまざまな食のプロジェクトが生き生きとしたアートのようにみなさまを迎えてくれることでしょう。

<kurkku>という実践をはじめて早13年が経ちます。この<KURKKU FIELDS>はこれまでの数多くの活動を経てたどり着いたひとつの集大成だと感じています。サステナブルな未来の形を、いのちのてざわりを、ぜひここで実際に体験してみてください。

※注 kurkkuとap bankはコンセプトを一にするのみであり、運営等における資金においては一切関係はありません。

小林 武史

KURKKU FIELDS 総合プロデューサー

小林 武史