巡って学ぶ
プログラム
千葉県木更津市
アクセス五感から得られる学びや気づき
クルックフィールズの
教育プログラム
KURKKU FIELDS EDUCATION
五感から得られる学びや気づき
2019年11月に千葉県木更津市に誕生したクルックフィールズでは、持続可能な未来の実現に向けて、一次産業から六次産業を目指して様々な取り組みを行っています。有機農業や自然エネルギーの利用、酪農場から出る動物のフンを堆肥として利用する循環など、私たちのサステナブルな取り組みをみなさんに体験を通じて紹介、自分ごととして考えるきっかけを教育プログラムとして、学生向け、そして企業向けに提供しています。
POINT OF PROGRAM
クルックフィールズのプログラムの講師陣は、実際に農園に従事する生産者や、それぞれ各現場を担当しているスタッフたち。日々、真摯に取り組んでいるからこそ感じる有機農業の魅力や、場内の循環の仕組みを常に考えながら日々を営む管理スタッフから、ダイレクトにプログラムが提供されます。
クルックフィールズの取り組みの中で、大切なキーワードは「循環」と「資源」。私たちが現場で実践している、サステナブルに対する具体的な取り組みを通じて循環について知ることができます。さまざまな「資源」を利用することで生まれる、より豊かな「循環」とは。一緒に考えてみましょう。
クルックフィールズのプログラムでは 基本的に「班行動」を行ってもらいます。豊かな自然の中で、身体だけではなく五感をフルに使ったプログラムを多数用意しています。ここでは自然と会話が弾みコミュニケーションが活性化していきます。知識や経験だけではなく「記憶」に残る体験です。
基本的に丸1日を通して、持続可能な未来に向けたクルックフィールズの取り組みを体験いただけます。
まず車やバスでクルックフィールズへ到着していただき、広大な敷地を移動します。1日の流れを説明するオリエンテーションを行い班に分かれてプログラムがスタート。昼食では、クルックフィールズが育んだ自然のおいしさを体験できます。午後は収穫などの体験型のプログラムを。その後、1日の中で感じたこと、気づいたことを振り返っていきます。お土産を買ったり記念撮影をする時間もありますので、クルックフィールズを思い切り楽しんでください。
体験学習での理解をより深めるために、プログラム実施前後に、クルックフィールズの知見や経験を活かした学習のサポートを行っています。
事前学習 ⋯ クルックフィールズの取り組みに関する講話や、SDGs・持続可能な社会についての自習のお手伝いを行うことで当日の理解を深めやすくします。
事後学習⋯ 当日学んだことのをまとめの手助けや、課題を実生活に落とし込むためのサポート、そして各グループが発表するレポートの講評などを行います。
クルックフィールズで体験する
『百聞不如一見』(百聞は一見にしかず)多くの方が聞いたことのある故事成語だと思います。
今日は地中図書館の館長らしく『学び』のヒントとなるような、そんなお話しをお届けしたいと思います。
循環の仕組みづくりと体験コンテンツの運営を担当している高橋です。今回から2回に分けて「水」にまつわるエピソードを綴っていきます。
第1回目のテーマは『夏と水』です。
みなさんこんにちは。地中図書館の山名隆也です。まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上では9月となり秋へと変わっていきます。実りの秋や食の秋、運動の秋など多くのキャッチコピーのある秋ですが、地中図書館館長としては、やはり「読書の秋」を勧めたいところです。
循環の仕組みづくりと体験コンテンツの運営を担当している高橋です。今回は4月の後半から場内に設置された『モルック』というスポーツを紹介します。
モルックはフィンランド発祥の競技で、現地の方たちにとっては、サウナとビールと一緒に楽しむ気軽に遊べるスポーツとして親しまれているそうです。
動物ふれあいやツアーなどの体験コンテンツの運営を担当している高橋です。
KURKKU FIELDSの ヤギやヒツジたちが出産のシーズンを迎えました。今年はヤギが2頭、ヒツジが10頭産まれ、人間と同じ、声変わりしていない細くて高い声が遮るもののない場内に響き渡っています。
今年の冬は暖かかった。とにかく暖かかった。日本各地のスキー場で雪不足が問題となったり、関東では2月中旬に夏日(25℃以上)が観測されたり、気象庁は「異常な暖冬だった」と振り返っている。
長年、野生生物を観察してきた自分にとって、この不安定な冬が生き物たちに与える影響を懸念してしまう⋯