[なぜ?そんな事を、、]よく聞かれます
昔は仕事も結婚相手も選べなかった…現代の私たちは自由に選べるので大変なのかもしれません
実家が商売をしていて経済的には問題なく過ごしていましたが
[これでは死ねない]と思う自分がいました
[なりきれなかったのです]
では何を生業として生きていくのか? 東京の立川の駅ビルの本屋さんで手に取った一冊の本を見た時
ビックリすることが起きました
頭で考えるよりも先に胸が叫んだのです
[これだ!]と、、その本にはイタリアの田舎の人々は
[良い卵や牛乳]は幸せに暮らす動物たちから生みだされたもの、それが良いものという価値観で生きている、、みたいなことが書いてあり
私の中にいたもう1人の自分、今の仕事では死ねないと思っていたもう1人の自分が[これだ!]と叫んだので
[これで死のう]と決めたのです
ではどのような良いものを作っていくのか?
その本には[南イタリアが本場の水牛のモッツァレラは首都のローマにもっていくだけで風味が変わってしまう]とあり
食べたことがなかったけど
水牛のモッツァレラを日本で作ることにしたのです
東京都生まれ。南イタリアの水牛モッツァレッラ工場や水牛牧場で働き、2008年に宮崎県で水牛牧場を開業、水牛モッツアレッラチーズの生産者となる。その後、北海道でのチーズ農場経営を経てクルックフィールズに参加、2018年より場内でチーズ作りを開始、日々新鮮なチーズ作りを追求している。