KURKKUFIELDS クルックフィールズ

ONLINE SHOP

千葉県木更津市

アクセス
ART
百年後芸術祭
芸術祭スタッフに聞いてみた!

芸術祭スタッフに聞いてみた!

#レポート #百年後芸術祭#草間彌生

UPDATE 2024.05.01

こんにちは、山名隆也です。

2024年3月23日(土)からはじまった千葉県150周年記念事業「百年後芸術祭〜内房総アートフェス〜」に伴って、KURKKU FIELDS も多くのお客様にご来場いただいています。

新しく展示が始まったアート作品も複数あり、普段からお越しいただいている方にも新鮮な気持ちでお楽しみいただけているようでありがたい限りです。

この期間中は、百年後芸術祭のインフォメーションセンターのスタッフのみなさんと協力してお客様をお迎えしているのですが、せっかくの機会なので、その芸術祭スタッフのみなさんにインタビューをしてみました。

まず1人目は土澤さん。

以前は「海ほたる」にお勤めされていた方で、芸術祭を通して千葉県や木更津周辺の魅力を多くの方に伝えたいと芸術祭スタッフに志願されたそうです。

KURKKU FIELDS にある作品の中では『無限の鏡の間 – 心の中の幻』(草間彌生)がお気に入りとのこと。

普段目にすることのないような見た目の作品なので、今まで感じたことのない感覚を覚えたとおっしゃっていました。

続いては森さん。明るくてアグレッシブな方です。

地中図書館の設計を担当された中村拓志さんのファンで、前々から KURKKU FIELDS にも興味があったそうなのですが、そこに今回名和晃平さんの作品が展示されると知って「これは行くしかない!」と思ったそう。

お気に入りの作品は当然『PixCell-Crow/Welding Mask/VR Contriller(R) / Wooden Ladder』(名和晃平)。

PixCell シリーズの共通の特徴である「集」と「個」の見え方の違いに惹かれます。とコメントをいただきました。

※ 特別に展示している作品なので写真は一部分

3人目は監物(けんもつ)さん。

美術大学の卒業生で、ご出身が君津市とのこと。地元を盛り上げたいという思いがあり、その一助になればと芸術祭への参加を決定されたそうです。

KURKKU FIELDS 内でのおすすめ作品は 『Mirror (Lime & Apple mix to Laser Red)』(アニッシュ・カプーア)です。

見つめている時に感じる視覚の変化が印象的で、鑑賞しているとついつい時間を忘れてしまうとのことです。

4人目の和久井さんも美術大学の卒業生で、木更津市のご出身です。

昨年行われた『円都LIVE』などの影響もあって KURKKU FIELDS を知ってくださったようです。

イチ推しは『ツチオとツチコ:55年後のBED PEACE』(島袋道浩)。

作品から自然と生えた植物の芽に生命の力強さを感じたのが決め手だそうです。

最後は平野さん。

平野さんは以前から KURKKU FIELDS に遊びにきてくださっていたそうです。アート好きなところと相まって、現在は芸術祭スタッフとして活躍されています。

『べシーヌの人』(ファブリス・イベール)の、一見するとアート作品なのかどうかわからないところがおもしろいと感じているそうです。

簡単な気持ちで初めてみたこのインタビューですが、お話を聴き終わった後にはやってよかったなと思いました。

芸術祭や地域を盛り上げたいという気持ちが、今回のインタビューを通してひしひしと伝わってきたからかもしれません。これまではあまり聞く機会がなかった「あの作品のこんなところが好き」という感想もたくさんあり、良い刺激となりました。

残り約1月の期間も、多くのお客様にアート作品の素晴らしさをお伝えしたいと思います。

山名隆也RYUYA YAMANA

1999年鳥取県出身。奈良大学卒業。大学では仏教美術について研究していたが、本好きが高じて書店に就職。その後、perusシェフである兄から誘いがあり2023年4月 KURKKU FIELDS に入社。本を通した人間成長、知識の伝承・探究というものに価値を見出している。

関連する記事

RECENT CONTENTS