ミラールーム鑑賞のご案内
UPDATE 2022.12.30
はじめまして。アートの案内を担当している佐藤可奈です。今回はクルックフィールズにあるアート作品「草間彌生による『無限の鏡の間 — 心の中の幻』」について少しお話ししたいと思います(以下は通称の『ミラールーム』と称します)。
2022年11月24日からメンバーシップ制度の本格始動とともに入場に際し、料金を頂戴することとなり、今まで以上にお客様に場内を楽しんでいただけるよう、12月15日より平日休日問わず『ミラールーム』を鑑賞していただけるようになりました。
5面を鏡に覆われているこちらの四角い作品は、外から見るとその鏡に周りの自然を映し出し、まさに『自然との調和』の中に存在する作品となります。中に入ると壁や天井には複数の穴が開いていて、そこから太陽の光が取り込まれています。
実はこのミラールームシリーズは世界各所に点在していて、サイズもさまざま。外側から穴や小窓を覗いて鑑賞する作品もありますが、クルックフィールズにあるミラールームは、作品の中に入ってご鑑賞いただけるインスタレーション作品です。
中に入って扉を閉めると世界が一転!
中からは「うぉーーーー」「わーーーすごーーーい!」など、感動されているお客様の声が漏れて聞こえてきます。
さあ、見たくなってきたのではないでしょうか。
私がクルックフィールズに入社する前、ここに遊びに来る目的はまさにアート鑑賞でした。草間さんの作品が好きで、草間さんのスケジュール帳を買うほど好きで、とても楽しみにしながら訪れていたことを覚えています。
そしていま、みなさまにアートのご案内をすることになりました。
鑑賞を楽しみに来てくださる方や、知らずにミラールームの前を通りかかった方にも、たくさん作品の魅力が伝わるように、精一杯ご案内しますので、お越しの際はぜひご鑑賞ください。
冒頭でお伝えしましたが、現在は平日休日問わず、ミラールームをご鑑賞いただけます。
詳しくはウェブサイトをご確認ください。
https://kurkkufields.jp/art/#yayoi-kusama
それでは、みなさまのお越しをお待ちしております。
©️草間彌生無限の鏡の間-心の中の幻 / Infinity Mirrored Room-Illusioninsidethe Heart
2018年 ミクスト・メディア
H336.4 × 322.2 × 322.2cm, シリーズ7点のうちのNo.1
愛知県出身。2020年武蔵野美術大学・木工専攻を卒業。卒業後は幼児用家具の会社で、椅子や机の設計・デザインを担当していたが、千葉県への引越しをきっかけにアートと自然に囲まれて仕事ができるクルックフィールズへ入社。今まで学んできたデザインや木工制作などの技術を生かして仕事に邁進中。