
KIASの石田建太朗が設計、アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ホックニー、ジュリアン・シャリエールら世界的作家の作品を収蔵予定
株式会社KURKKU FIELDS(千葉県木更津市、代表:小林武史)は、約30haのサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS」の敷地内に新たなアート拠点「KURKKU FIELDS MUSEUM(仮)」を建設し、2027年4月頃に開館いたします。建築の設計は、N’s YARDをはじめ多くの現代美術ギャラリーや美術館を手掛ける、石田建太朗(KIAS。以下、イシダアーキテクツスタジオ)です。
美術館はKURKKU FIELDSがこれまで育んできた自然の循環のなかに建設されます。フィールドを歩き、土に触れ、その土地で採れたものを味わう流れのなかで作品に出会う。ここにしかない「土地ごと体験する美術館」を目指します。
循環する土地のなかに生まれる美術館
KURKKU FIELDSは、農業や食、アートを通して、これからの暮らしや社会のあり方を考え、形にしていく場所として生まれました。さまざまな営みがひとつの土地のなかでつながり、循環しています。
新たに開館する美術館も、その営みの延長にあります。作品を鑑賞するだけでなく、アートを通して土地や自然に触れ、この場所でしか得られない視点や体験に出会う場を目指します。
風景とアートをつなぐ、石田建太朗氏による建築
石田建太朗氏はロンドンのAAスクールで建築を学んだ後、スイスの建築設計事務所ヘルツォーク&ド・ムーロンに9年間在籍。マイアミの海辺に建ち、気候と植栽を建築に取り込んだ「ペレス・アート・ミュージアム・マイアミ」ではリード・アーキテクトを務めています。帰国後は那須にあるアートコレクションのための私設美術館「N’s YARD」などを手がけてきました。美術館建築と風景の建築の両方に経験を持つ石田氏が、房総の丘陵地で、屋外に点在するアートと屋内の展示空間をつなぐ建築を設計します。
土地や素材、環境への問いをひらく、国内外の作家たち
20世紀後半の美術を代表するアンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ホックニー、エド・ルシェなどに加え、人間の活動が地球環境に残した痕跡をたどるジュリアン・シャリエール、アラブ文化を構成する形式や概念の再解釈に取り組むダナ・アワルタニ、拾い集めた素材から作品をつくり、音楽家としても活動するロニー・ホーリーなど、現在活躍する世代の作家の作品も収蔵します。自然のなかに点在する屋外作品と、室内で作品と向き合う時間。この二つの体験を行き来することで、KURKKU FIELDSの風景に新たなレイヤーを生み出します。
施設概要
名称:KURKKU FIELDS MUSEUM(仮)
開館予定:2027年4月頃
開館時間:10:00〜17:00
所在地:KURKKU FIELDS内(千葉県木更津市)
建築設計:石田建太朗(イシダアーキテクツスタジオ)
収蔵・展示予定作家(姓アルファベット順)
ダナ・アワルタニ(Dana Awartani)
アルヴァロ・バーリントン(Alvaro Barrington)
アリギエロ・ボエッティ(Alighiero Boetti)
ジュリアン・シャリエール(Julian Charrière)
アンドレアス・エリクソン(Andreas Eriksson)
デイヴィッド・ホックニー(David Hockney)
ロニー・ホーリー(Lonnie Holley)
アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)
草間彌生(Yayoi Kusama)
エド・ルシェ(Ed Ruscha)
アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)
イッシー・ウッド(Issy Wood)
※展示内容・作家は変更となる場合があります。詳細は決定次第お知らせします。
建築家プロフィール
石田 建太朗 / Kentaro Ishida
1973年生まれ。建築家。イシダアーキテクツスタジオ株式会社代表。ロンドンのAAスクールにて建築を学び、スイスの建築設計事務所ヘルツォーク&ド・ムーロン(2004-2012)に勤務。2012年に東京に拠点を移し、同社を設立。主な作品に「N’s YARD」「積葉の家」「南軽井沢の家」などがあ る。2016-2026年まで東京科学大学(旧東京工業大学)特任准教授を務める。