「あなたにとって、あそぶってなに?」- Spring Harvest 2026を終えて –
UPDATE 2026.05.31
みなさんこんにちは。イベント担当の伊藤です。
5月3日(日・祝)〜5月5日(火・祝)の3日間、「Spring Harvest 2026」を開催いたしました!
今年のテーマは、「春を感じる、地球とあそぶ。」。
来てくださった皆様は、クルックフィールズでどんな「あそぶ」を感じられましたか?
過去最高の盛り上がりと、きらめく感性

イベント当日の朝、朝日に包まれた静かな森の中で「いよいよ始まるんだ」と、わくわくしながら準備をしていました。ありがたいことに、オープンと同時に入り口には列ができ、3日間でなんと過去最高となる約3000名もの方々が足を運んでくださいました。
今回のメインコンテンツは、マザーポンド付近で開催した『森とあそぶ』体験です。
出店者さんたちからいただいた端材、場内の木や粘土など、自然の素材を手に、子どもも大人も思い思いに絵を描いたり、街を作ったり。森の心地よい空気を感じながら、自由に手を動かしているみなさんの姿がとても印象的で、その人らしい感性がキラキラと溢れているような時間でした。

あなたにとって、「あそぶ」ってなに?
また、会場には出店者のみなさんに聞いた「あそぶ」の言葉を展示し、お越しいただいたみなさんにも「あなたにとって、あそぶってなに?」という問いかけをさせていただきました。
集まったたくさんの言葉を読んでいると、「あそぶ」に正解なんてなくて、本当に人それぞれなんだなと感じます。
・疲れ果てるまで五感をフル稼働させること
・私は、遊ぶという事は、この紙に書き切れることではないと思います
・2 人以上で一緒に楽しくすること
・創造力を豊かにしてくれる
ひとつひとつの答えを見つめながら、このテーマを大事にしてきてよかったな、と私の心もじんわりと温まっていきました。

片付けの静けさの中で気づいたこと
コンセプトからみんなで創り上げ、それが目の前で鮮やかな景色になっていくことに、大きな喜びを感じていました。
——それと同時に、心の中には「この想いはちゃんと届いているかな」、「楽しんでもらえているかな」という、祈るような不安もずっとありました。
だからこそ、イベントが終盤に近づき、少しずつ撤収が始まり、賑やかだった空間が静けさを取り戻していくにつれて、切ないほどの寂しさが押し寄せてきたのです。
「終わってほしくない、もう少しこの時間の中にいたい……」
まるで、帰りたくなくてぐずる子どものような気持ちが、私の中に溢れていました。
終わり際になって、私はこのイベントに強い想いをかけて望んでいたことに気付かされました。

なぜ、いま「あそぶ」なのか
そもそも、なぜ今回「あそぶ」というテーマにしたのか。私自身の中に、「あそぶって何なんだろう?」という問いが3年くらい前からありました。
「仕事をするように遊ぶこと」、「子どもの頃の感覚を思い出すこと」、「自然の中で、ただ心がほどけていくこと」——そんなキーワードが、ずっと眠っていたのです。
5月という、新しい1年が動き出して少し疲れが出やすいタイミング。豊かな自然の中で深呼吸をしながら、自分にとっての「あそぶ」を見つめ直すきっかけになれば、という想いがありました。
生きること全てが「あそび」のような人。仕事と遊びをしっかり分けている人。毎日をがむしゃらに走り続けている人。いろんな「あそぶ」に触れることで、自分自身がどんな生き方をしていたいのか、どんな時間を大切にしたいのか、そしてこの地球の中で何を感じながら過ごしていきたいのか。
そんなことを少しでも感じるきっかけになり、明日からの日々に、ほんの少し新しい色が加わったらいいな。そんな願いを込めていました。
私たちの想いのすべてを、完璧に伝えきることは難しかったかもしれません。
それでも、この場所で感じた空気や景色、その想いのかけらを、みなさんに少しでも受け取っていただけていたら嬉しいです。

誰ひとり欠けても、この景色は生まれなかった
そして今回の景色は、お越しくださったお客様はもちろん、出店者のみなさま、ボランティアのみなさま、 場内運営スタッフ、一人ひとりが居てくれたからこそ生まれたものです。
誰かひとりでも欠けていたら、きっと全く違うイベントになっていたと思います。 一緒に最高のひとときをつくってくださり、本当にありがとうございました。共にこの豊かな時間を過ごせたことに、心から感謝しています。
企画・運営としてはまだまだ模索の途中ですが、これからも皆様と豊かで愛おしい時間を共有できるよう、一歩ずつ進んでいきますね。
次のイベントは、夏の夜。「Summer Night」開催決定!
さて、Spring Harvestの余韻に浸りつつも、次の季節への準備が、もう始まっています。
次回は、夏の夜を楽しむ「Summer Night」!
現段階の予定では、8月8日(土)、16日(日)、22日(土)の3日間にわたり、それぞれ異なるコンセプトで開催予定です。
手持ち花火の灯りとともに、夏の夜ならではの景色を一緒に楽しみましょう!またみなさんとお会いできることを、心から楽しみにしています。


茨城県出身。大学でデザインを学ぶ中、訪れたネパールで価値観が大きく揺さぶられる。便利さや効率だけではない、「心地よく生きること」の豊かさに触れ、自然と共にある暮らしに惹かれるようになる。
現在はKURKKU FIELDSでの活動を通して、自分らしい暮らしや人とのつながりを探求しながら、その体験や感動を多くの人へ届けている。