千葉県木更津市
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みなさん、こんにちは。「生きる力を養う学校」の事務局を担当している中村です。「生きる力を養う学校」は日々の暮らしの中で新たな視点を持ち、生きていくための知恵を学べる場を目指しています。2024年は「土」をテーマに全3回の開催を予定しており、今回の記事では、10月20日(日)に開催された第1回『土を耕す』のレポートをお届けします!
このものがたりの表紙を飾っているのは、毎年 KURKKU FIELDS で栽培をしている、10月中旬〜11月初旬に収穫できる枝豆です。「小糸在来(こいとざいらい)」というこの枝豆は、地元の生産者と農協さんのご尽力により、農場周辺の地域で代々受け継がれてきたものです。
こんにちは。マーケットの豊岡です。記録破りの長い残暑が続いていましたが、早くなった日没や、夜に聞こえる鈴虫たちの声に確かな秋の訪れを感じます。やっと実りの秋が重い腰をあげてやってきたようです。
そんな中、先日 KURKKU FIELDS のスタッフたちで、とあるフルーツの農作業のお手伝いに行ってきました。
卵を産む鶏。やがて産卵率が落ちてくる鶏。そして、鶏肉になる鶏。業界用語で「廃鶏」と呼ばれる日。2024年7月11日木曜日。インフォメーション、宿泊施設、マーケット、飲食部門、農業部、酪農部、総勢11人のスタッフで廃鶏作業を行いました。
農場長の伊藤です。前回のものがたりでは小麦畑の「色」について書かせていただきました。クルックフィールズのパンで使用する専用の小麦は11月に種まきをして毎年6月初旬(梅雨前)に収穫を迎えます。収穫直前には約5日間だけ。写真のような「黄金の絨毯」が目の前に広がります。
農場長の伊藤です。「一番好きな色は?」と聞かれたら迷わず「緑」と答えます。そして一番好きな月も「5月!」と即答します。なぜなら、新緑が一番綺麗なのが5月だからです。
動物ふれあいやツアーなどの体験コンテンツの運営を担当している高橋です。
KURKKU FIELDSの ヤギやヒツジたちが出産のシーズンを迎えました。今年はヤギが2頭、ヒツジが10頭産まれ、人間と同じ、声変わりしていない細くて高い声が遮るもののない場内に響き渡っています。
みなさん、ラム酒はお好きですか? 私にとってラムのイメージは「強いお酒」「モヒートのベース」ぐらいでしたが、ラム酒を製造している『ペナシュール房総』のアグリコールラムを飲んだ時の衝撃は忘れられません。上質な和三盆を口にした時のようなふくよかな甘さの奥に潮の香りを感じるお味!
正月で増えてしまった体重を落とすため、 たくさん動くように心がけている農場長の伊藤です。
ここからが冬本番という時期なのですが今年は暖かいですね。しっかり冷え込むことで冬野菜は甘く美味しくなるので 農家としては、冬らしい寒さを待っています。 とは言っても、春が待ち遠しいですよね。
みなさん、「春の色」と聞いて何色を思い浮かべますか?
こんにちは。農場長の伊藤です。先日、長く一緒に働いているスタッフに赤ちゃんが産まれました。新しい命の誕生にスタッフみんな、我が子のように喜び、天使みたいな赤ちゃんの笑顔に癒される日々です。
さて、真夏生まれで、冬の寒さが苦手な私ですがこの季節の「あるもの」が楽しみなんです。
それは、何かと言うと⋯
茨城県から、開智望小学校の3年生の皆さんがKURKKU FIELDSに来てくれました。
今回実施したのは、環境に優しい農業のあり方や生産者の思いを学ぶ3日間のオリジナルプログラムです。
冬が近づき空気が澄んできました。
そんな冬の朝の景色が楽しみな農場長の伊藤です。
さて、みなさん。毎朝目覚めたら、洗顔してますか?
冬になると朝の冷たい水に少しブルブルしてしまいますが、顔を洗うとスイッチが入り、「今日も一日頑張ろう!」という新鮮な気持ちになりますよね。
こんにちは。養鶏担当の松村洸大です。「一羽の命串、絶対やりましょうよ!」perus のスーシェフとして入社した町田君。9月初旬。クルックフィールズ場内の食材を“知る”研修として、養鶏では2日間濃密な研修をしてもらいました。研修2日目の、食鳥処理場へお肉を引き取りに向かう車中での会話が、今回のはじまりでした。
こんにちは。マーケットの中村圭です。先日、マーケットでも販売しているワインの作り手、Sawa Wines に KURKKU FIELDS スタッフ10名でブドウ収穫のお手伝いに行ってきました! Sawa Wines は千葉県八街市にあるワイナリーで、2010年からブドウづくりをはじめ、一昨年から醸造も自社で行っています。
こんにちは。農場長の伊藤雅史です。KURKKU FIELDS では、農場で取れる有機野菜を使って、パスタソースやスープ、根強いファンの多いにんじんジュースなど、様々な加工品を作っていますが、この夏、また、一つ「自慢の逸品」が出来ちゃいました。それは、完熟トマトをたっぷり使った「トマトジュース」!今日は、トマトジュースが完成するまでのストーリーをお伝えしたいと思います。
こんにちは。養鶏担当の松村洸大です。
「いのちの手触り」
これは、クルックフィールズにお越しいただいたお客様に何か気づきを感じていただけるように私たちスタッフが日頃考え、伝えようとしていることです。
今年は例年よりも霜が降りる機会が少なく、3月に入って益々春めいてきました。お散歩するのにもちょうどいい気候で、多くの方がのんびりと場内を歩かれている姿を目にするようになりました。
生きる根本は食べること。食べるということは、何かを殺して命をいただくということ。私たちは、植物を含む生き物を「食べるため」ある意味では殺すことを目的にそれらを愛で、育てています。
こんにちは!シフォンスタッフの中田友美です。まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。ブラウンスイスの出産に伴いミルクについてのお知らせがあります。
僕にはいわゆる「放浪の旅」みたいなことをしていた時期があり、毎日見る景色を変えることが旅だと思っていました。しかし、新たな目を持つことが真の発見の旅というプルーストの言葉は、旅好きの僕を養鶏場に導いた理由の1つでもあります。
今年始めた菜園部の夏野菜が収穫の時期を迎えました。トマトにピーマンなど、たくさんの苗を植えたので、この夏は野菜には困らないな、と思っていたのですが、よく育ったのは万願寺唐辛子、オクラ、茄子の3種のみ。思ったように収穫できませんでした。
今年は、ゴールデンウィークから9月までの長い間トマトが出せるように、作付面積を増やしてハウスと路地で栽培しています。天候の影響でゴールデンウィークには間に合わなかったのですが、7月中旬にハウスのトマトは一番味がのっていると思います。
私がクルックフィールズに惹かれた理由のひとつが一次産業に携わることができるということ。小麦の種をまき、収穫し、製粉してパンをつくる。普通のパン屋ではできないことができる環境にとても惹かれました。
スタッフ内で「菜園部」が発足。食に携わるスタッフが多かったり、自然との共生や循環に興味関心の強いメンバーがいたりと、「自分で育てた野菜を食べてみたい」と思うようになるのは、自然な流れだったと思います。
春の暖かさがやってきて木が成長する前に、木が吸い上げた養分がしっかりと元気な枝に行き渡るように、葉っぱの色や太陽の当たり方、切った枝の断面を見て、剪定をしていくことは、最初のうちはとても時間がかかる作業。
昔は、多くの家庭が数羽飼育していて、卵は見舞い品、鶏肉は牛肉に勝る高級品だと言われて、身近な存在ではあるけれど、貴重な食べものだったのです。それから時代は変わり、鶏は遠い遠い存在になっていきました。
クルックフィールズに来たらにんじんを必ず買って帰るという人もいるほどおいしいにんじん。実はおいしいにんじんをつくるために「にんじん専用畑」を用意しているんです。
クルックフィールズのたまごは、力強いコクとクセのないすっきりとした味が特徴。ベーカリーでの販売を始め、センターハウスでたまごがけご飯として提供したり、シフォンケーキやプリンの原材料として使用していたりと、あらゆる場所でご提供しています。
肥料といえば、白い粒状ものや液肥、堆肥や鶏糞を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、それらとは違って、植物を育てて、緑の状態のまま畑に鋤き込んで肥料にする植物のことを、緑肥と呼んでいます。今回は KURKKU FIELDS で育てている「緑肥」を紹介していきます。
早いもので、私がここで働き始めて5年目になりました。クルックフィールズがオープンしてもうすぐ2年なので、それよりも前から働いていることになります。折角こういう機会をいただいたので、エディブルガーデン(と私)の歩みを少しお話しさせてください。