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自然の素材を使った遊び『モルック』

自然の素材を使った遊び『モルック』

#エッセイ #モルック

UPDATE 2024.06.30

循環の仕組みづくりと体験コンテンツの運営を担当している高橋です。今回は4月の後半から場内に設置された『モルック』というスポーツを紹介します。

モルックはフィンランド発祥の競技で、現地の方たちにとっては、サウナとビールと一緒に楽しむ気軽に遊べるスポーツとして親しまれているそうです。最近日本でも、お笑い芸人が日本代表として世界大会に出場したことをきっかけに認知度が高まってきているみたいですね。

KURKKU FIELDS の『KURKKU』はフィンランド語で『きゅうり』という意味なので、モルックとは何か運命的なものを感じました。

ルールはとても簡単で、2つの得点方法で競います。

・1本倒して書かれた数字で得点
・複数本倒して倒した本数で得点

倒したスキットル(棒)は倒した位置で起こすので、投げるたびに戦況が変わっていきます。

そして、最もスリリングなポイントは「50点ぴったりとらないと勝利にならない」というところです。

50点を超えてしまうと25点からやり直しになってしまうので、最後まで勝敗がわからず、とても盛り上がります。得点ボードも用意してあるので、お子様の数字の学習に役立つかもしれません

利用してくださったお客様が書置きを残してくださることもあり、楽しんでくれたんだなあ、よかったなあと嬉しくなります。

ここからは余談です。モルックに使用される道具は全て木材です。

KURKKU FIELDS では冬になると剪定や伐採作業を行っていて、切り出した枝を有効活用する方法を模索しています。例えば薪として焚き火や料理に使ったり

原木にしてシイタケを育てたり

カブトムシベッドの素材にもしています。

モルックもそのひとつです。

家具やお家、薪に使われるような大きな木材ほど、何十年という長い年月をかけて育った木です。

木を切る時は、その年月の重みを感じながら作業をしているのですが、食事をするときと同じくらい「いただきます」という気持ちが込み上げてきます。だからこそ、そんな木材を使って楽しむモルックは、大自然のパワーや素材の質感を感じるにはぴったりのスポーツなのではないかと思います。

必要な道具はクリエイティブパークの小山の近くに設置してあります。

どなたでもご自由にお使いいただけますので、ぜひ体験してください。

高橋集Shu Takahashi

1996年千葉市生まれ。

障害のある子どもの教育を専門とし、特別支援学校・小学校で勤務。不登校の子どもの学習支援事業を経営したのち、2023年に入社。循環の仕組みづくりと体験コンテンツの運営を担当している。

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