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KURKKU FIELDS REPORT
ともに作り上げる力 〜 ようこそ KURKKU FIELDS へ 〜

ともに作り上げる力 〜 ようこそ KURKKU FIELDS へ 〜

#レポート

UPDATE 2025.4.30

4月! 一気に草花が成長し、冬の間ちょっとだけ物寂しかった景色も、気付いたらみどりが青々としています。毎日カエルの合唱を聞き、フキノトウやタラの芽を楽しむ、そんな春を迎えた KURKKU FIELDS には新しく9人のメンバーが加わりました!

同じ時期にこれほど大勢を迎えることは今までなかったのですが、せっかくの機会ということで、合同での入社研修を実施しました。

編集部スタッフも一部研修に同行したので、今回はその様子をお届けします。

まず体験したのが「空石積み」。コンクリートやモルタルを使わない空石積みは、平地が少ない日本で土地を確保したり、水はけに有用であったり、また万が一崩れても修復が容易であったり、と機能的な面も多いのですが、なんといっても外せないのが景観的な「美しさ」。

野菜を作っている畑も自然、そしてアートの一部なのです。「合理的」だけではない KURKKU FIELDS ならではのこだわりかもしれません。

「根石」「積み石」「ぐり石」と、石積みの基本の説明を聞いてからいざ実践!

はじめての作業に加え、前日からの雨で足元も不安定な中でしたが、互いに声をかけながら重たい石を運び、「この石の顔はこっちかな?」「この置き方で力はちゃんとかかっているかな?」と試行錯誤しながらも、どんどん石を積み上げていきます。

実は既存の石積みも、KURKKU FIELDS がお客さまを迎える施設としてオープンする前、スタッフ自らで作ったものです。そこに今回、新しいメンバーが施した石積みが加わりました。会社の歴史的にもとても意味のある時間となったのではないでしょうか。

来場した際は、ぜひこの「石積み」にも注目してみてください!

 

次は、宿泊のお客さまが体験する「ファームツアー」。

その日の夜に食べる食材を自分たちの手で収穫しに行く道すがら、その時の自然に肌で触れ、農業や酪農の現場で話を聞き、自然の尊さとこれから頂く命について考えるツアーです。

ご参加されているお客さまの興味によってアートの話をたくさんしたり、農業について突っ込んで話したりと、一度として同じツアーはありませんが、今回は新しいスタッフ向けだったので、KURUKKU FIELDS の基礎情報や歴史なども織り交ぜながらのスペシャルツアーでした。

説明を聞きながらもたくさんの質問が飛び交い、一層 KURUKKU FIELDS が好きになる、ワクワクした時間になったのではないでしょうか。新しいスタッフのみんながこの日学んだこと、感じたことを、自分の言葉でお客さまに伝えていく日が今から楽しみです。

さて、たくさん動いてお腹がすいたので、夕食の時間。

ファームツアーで収穫した野菜を中心に、takka にて自分たちで料理を作ります。各自がテキパキと分担しながらいくつもの料理が出来上がっていきます。

おいしい食事とお酒を共にすると、一気に心の距離が近づくのはなぜなのでしょうか。

それぞれのライフヒストリーや興味のあること、KURUKKU FIELDS でやりたいことなどを語り、質問をしながらお互いのことを深く知る時間となりました。

みんなが抱いている希望を実現できるように、まずはひとつずつ仕事を覚え、まわりのサポートをもらいながら、進んでいってほしいですね。

宿泊者だけが味わえる特別な夜の地中図書館も少し見学し、この日は cocoon にて就寝です。

翌朝、朝ごはんで食べる卵をもらいに養鶏場へ。

養鶏への想いを松村さんから聞くと、今まで当たり前と思っていたことにも次々と疑問が生じてきます。KURUKKU FIELDS では「卵」はもちろんのこと、役目を終えた鶏はお肉として最後まで大切にいただいています。

温かさの残る生まれたての卵にはじめて触り、改めて「いのち」を実感します。

自分が食べる分をひとつずつ手に握りしめて、朝食へと戻ります。

ちょうどこの日から場内では「にわとりフェア」を実施。各店舗では卵や鶏肉を使った商品がたくさん出ていました。

一次産業の現場を知ることで、自分たちが普段食べているものを考える事ができる。同じ場所で行われているKURUKKU FIELDS ならではの経験です。最後は研修の振り返りと、これからの抱負をそれぞれに語っていただきました。

・「農業はかっこいい!」との想いを体現したい
・フレッシュな目線で地に足をつけ、前を向いて進み続けたい
・魅力を発見し、吸収して、お客さまに届けていきたい
・アートの横に農がある、別の視点からも興味を持ってもらいたい
・これまで積み上げられたものに、新しい取り組みを加えていきたい
・自分も、みんなも「納得」できる行動をしていきたい
・畑に入り、その素材を使って、美味しいものを作っていきたい
・全てが本物ののこの場所で、自分も本物でありたい
・石積みのように力を合わせて解決していくことを楽しみたい

力強く未来を自分の言葉で語ってくれるメンバーが加わってくれたことを、心から嬉しく思うのと同時に頼もしくも思います。

さまざまな期待や想いを持って加わってくれたみんなが、「仲間」として励ましあいながら、これからのKURKKU FIELDS を一緒に作り上げてくれることを期待しています!

編集部EDITORS

KURKKU FIELDS MAGAZINE 編集部
KURKKU FIELDS に関するニュースをお伝えしていきます。

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