谷津田で稲刈りをしました!
UPDATE 2026.10.31
こんにちは、磯部です。
9月から10月にかけて、KURKKU FIELDSスタッフのみんなで谷津田の稲刈りをしました。
今年5月、田植えをした四面の田んぼ。
昨年は一面だけだったので、今年は田んぼがぐっと広くなりました。


夏のあいだ青々と風に揺れていた稲が、秋を迎えて一面黄金色に。
広がる美しさに思わず見惚れてしまうほどでした。

今回は昔ながらの手作業での稲刈り。
ひとり一本ずつ鎌を手にし、稲の根元に刃を入れていくと、ザクッ、ザクッと気持ちのいい音が手に伝わってきます。
ぬかるむ田んぼの泥に足をとられながらも、なんとかぐっと踏み込み、ブルーシートに少しずつできていく稲の山。
それを稲藁でぎゅっと束ねて、稲架(はさ)へ。
ずらりと並んだ稲が秋空の下で美しく映える景色は、まるで日本の原風景のようでした。


自然の中に身を置いて、自分の身体と感覚を使って季節の恵みを収穫する。
単純なことのはずなのに、どうしてこんなに晴れやかな気持ちになるんだろう。
そんなことを感じながら、みんなで夢中で作業を進めました。

実は今年のお米づくり、少しハラハラする場面もありました。
お米が実っていく「登熟」の大切な時期にイノシシがやってきたり、8月から9月にかけて雨が続いて田んぼがなかなか乾かなかったり。
普段谷津田を管理しているスタッフに話を聞くと、「農薬や化学肥料を使わない自然栽培だからこそ、虫や動物との知恵比べや、天候を見極める難しさなど、自然相手の手応えある経験の連続でした」とのこと。
でも、そんな経験があったからこそ、無事に収穫を迎えられた喜びもひとしおです。

さて、今回収穫したお米は、KURKKU FIELDSのperusドリンク担当・小高さんによって美味しい甘酒に生まれ変わるほか、KURKKU FIELDS のイベントのタイミングでは来場者のみなさんにも味わっていただける企画を準備しています。
そして、今回収穫したお米から種を採り、来年以降の田植えへ。
谷津田のお米づくりは、これからも続いていきます。

島根県松江市出身。大学では歴史や民俗学を学び、暮らしや文化が育まれてきた背景に関心を持つ。これまで学芸員として地域文化の発信に携わってきたほか、コロナ禍にはバイクで日本各地を巡る旅を経験。自然が持つあるがままの豊かさや、自然の前ではありのままでいていいという心地よさに魅力を感じるようになる。現在は地中図書館スタッフとして人と本、自然をつなぐ場づくりに携わる。