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Bocchi 加瀬さんを訪ねて

Bocchi 加瀬さんを訪ねて

#レポート#インタビュー #ピーナッツ#Bocchi#Lanka

UPDATE 2023.3.10

こんにちは。

KURKKU FIELDSで広報を担当している小林真理です。

先日、ベーカリー「Lanka(ランカ)」のみんなと、季刊紙「KURKKU FIELDS Story」の取材を兼ねて、千葉県の生産者の皆さんを訪ねてきました。Lankaでは、皆さんからいただく素材を大切にパンを焼いています。

今回お邪魔したのは、千葉県旭市で落花生の加工を行う加瀬さん、海水から塩をつくっている内山さん、そして八街の小麦農家今村さん。全3回の連載で、その様子をお届けします。

まず最初に向かったのは、千葉の落花生を未来につなぐピーナッツブランド、Bocchi(ぼっち)の加瀬さんのところ。この日は、毎月「Bocchi ツキ市」というマルシェが開催される旭市の会場にてお話を伺いました。

KURKKU FIELDSで現在建設中のマーケットスペースに置かせていただく商品としてコンタクトを取ったのが最初の出会いでしたが、その後Lankaを監修いただくことになった「ル・シュクレクール」の岩永歩シェフともつながりがあり、ピーナッツバターを練り込んだパンの販売や、3月と4月にはツキ市への出店を控えるなど、幅広いお付き合いをさせていただいています。

「落花生をつまみながら聞いてください」と出された落花生は、九十九里浜のミネラルを含んだ砂混じりの土で育ち、甘みやコクがとても強く、止まらないおいしさ。このおいしさを未来につないでいくため、地域の農家さんから落花生を買い取り、加工品をつくって市場に送り出し、自身でも有機資材による落花生栽培を行い、新規就農者支援などもおこなっています。

Bocchiのパッケージを見ながら、作るだけでなく「売る、届ける」ためのブランディングの話や、デザイナーさんを巻き込み、思いを形にしていく話に聞き入ってしまいました。Lankaメンバーも、「いいものを作って届けたい!」という共通の思いを持つ者として、作り手に必要な「届ける」力の大切さを感じた時間でした。

そして話題は新商品の「ピーナッツのあんこ」の製造秘話や、賞味期限が10日しかない「おおまさりの甘納豆」の話まで。

ピーナッツのあんこは、薄皮まで余す所なく使って、瓶に詰めた後でもしっかりと残る落花生のコクがおいしい新商品。


おおまさりの甘納豆は、中から蜜がじわりと出てくる絶品なのですが、蜜が吸収される前が美味しいので、賞味期限はわずか10日!流通するのは難しいですが、「Bocchi ツキ市」で買うことができるそうです。もの作りをしていると、今しか食べられない美味しいものができたりして、遠くの人に届けることができないもどかしさを感じますが、それでこそ、わざわざ会いに行って食べるという特別な喜びがあるのかもしれない、と感じました。

3月19日(日)に開催される「Bocchiツキ市」には、Lankaも出店予定ですので、ぜひお近くの方はお立ち寄りください。

次回は、サンライズソルトの内山さんのお話です。

小林真理MARI KOBAYASHI

1987年東京生まれ。上智大学卒業。カリフォルニア留学時代にマーケットやオーガニックスーパーに触れ、新たな食の流れに触れる。総合商社で7年勤務する傍ら、2017年に「出会いと暮らし」をテーマにしたマーケット「SUORA CAFÉ」を主宰。2018年より KURKKU FILEDS 創業メンバーとして入社。

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