マーケットがオープンしました
UPDATE 2023.5.31
こんにちは。クルックフィールズのマーケット担当の佐藤剛です。
4月27日から、クルックフィールズの入口前にマーケットがオープンしました。場内で販売している商品や、地域の食材や調味料など、暮らしの中で使うことの多いものを中心に販売しています。
5月に入り端境期(はざかいき)を過ぎたこの季節。葉ものを中心にたくさんの野菜やハーブが採れるようになり、マーケットには色とりどりの野菜が並んでいます。
クルックフィールズの原点は農業にあります。これまでも場内のお食事やパンの具材、ソーセージでその美味しさを感じていただいていましたが、マーケットで農場の旬の野菜やハーブをそのまま手に取っていただける場ができ、本当に嬉しい限りです。ぜひ、ご自宅でも私たちの作ったお野菜を楽しんでください。
野菜以外にも、卵、シャルキュトリー、シフォンケーキ、パン、チーズなど、これまでそれぞれのお店で販売してきた代表的な商品も並べています。そして今までイベントでしか食べることのできなかったボーンブロスヌードルや冷凍加工品、コンポストバッグや苗などもマーケットにて購入できるようになります。お近くの方は、ちょっと足を伸ばした買い物使いもしていただけると嬉しいです。
また、クルックフィールズの商品だけでなく、ダイニングやベーカリーで使用している地域の食材や調味料など、私たちと繋がりのある生産者の方の商品もお店に並んでいます。クルックフィールズがある「矢那」という地域で農薬や化学肥料不使用のお米を育てている「1分おむすび」さんのお米、温暖化の影響によるクロダイの食害と向き合いながらも、江戸時代から続く内房の海苔、場内の畑から出た粘土を使った西山光太さんの器、すすぎゼロで使う水の量を減らし洗濯ができる生分解性の洗剤「All things in Nature」など、みなさんの食や暮らしを彩る商品を揃えています。
クルックフィールズのマーケットは販売するだけではなくコミュニケーションが生まれる場所として存在していきたいと考えています。例えば、初めて食べる野菜の美味しい食べ方やコンポストバッグの使い方などもお伝えしていきたいと思います。
自然の恵みには旬があり、採れる時期がありますので、「いつでもどこでも」となると無理が生じます。無い時は無い。なぜ無いのか?その理由や生産のストーリーなどもしっかりとお伝えできる、未来が少し良くなる暮らしのきっかけができる。そんなマーケットを目指して、お越しいただく皆さまと色々な生産物を通してお話し出来ればと思いますので気軽に声をおかけください。マーケットでお待ちしています!
1980年生まれ。2018年頃から不定期でKURKKU FIELDSにて野外教育を中心とした事業に関わり、2022年4月より木更津に移住し社員として勤務。自身で革製品の製作や、奄美大島でカヤックのガイドやパタゴニアで勤務した経歴をもつ。