スタッフインタビュー:井上杏さん
UPDATE 2024.08.31
こんにちは。KURKKU FIELDS のものがたり編集部です。
今回は KURKKU FIELDS をもっと身近に感じていただくために、この場所で働くスタッフにインタビューをしてみました。
協力してくれたのは、マーケット・ECサイト担当の井上さん。
『生産者と消費者をつなげる仕事がしたい』という思いのもと、今年の5月に KURKKU FIELDS の一員となったばかりです。井上さんが語るこの思いは、働く上でとても大切にされているものだそうです。
井上:もともと食に興味があり、それに携わる仕事がしたいと思っていたので前職も食品小売業で働いていました。食は生きるために必要なもので、『食べない』という選択をする人はいません。しかし野菜一つを例にとっても『調理する・しない』の選択はもちろん、大きさや量、種類、産地、値段など多くの選択肢があります。近年では環境への影響から生産方法にこだわった野菜を選ぶこともできます。しかし毎日口に運ぶものについて、あまり考えずに選ぶ場面も少なくないと感じており、生産と消費の場の距離が離れているのが一因だと考えています。KURKKU FIELDS では拡大し続ける『選択肢』についてお伝えすることで、多くのお客さまに意思をもった『食の選択』をしていただけるよう、お手伝いしていきたいです。
食に携わる数多くの職場の中から KURKKU FIELDS を選んだ理由としては、千葉県出身で予めこの場所について知っていたことと、環境に配慮した農業を実践していることが決め手となったそうです。
井上:私は普段から『自分の選択で他者にマイナスな影響を与えたくない』と考えていて、一次産業についてもそうであればと思っています。多くの人に美味しい野菜を食べてもらおうとすれば、大量生産をするという選択肢もありますが、土地や周囲の環境に悪い影響を与えてしまっては私のやりたいことから離れてしまう。だからこそ循環型農業を行っているという点に惹かれました。
このように素敵な理想を胸に KURKKU FIELDS の門を叩いた井上さんですが、入社から3ヶ月経った今もそれは変わらず、やりたいことがあれもこれもと溢れているとのこと。
井上:ありがたいことに、マーケットやECサイト以外の仕事もいくつか任せてもらっているのですが、どれも『生産者と消費者をつなげること』に繋がっており、やりがいがあります。KURKKU FIELDSのスタッフの方は、自分の『やりたいこと』を持って働いている人が多いです。誰かが自分のやりたいことを実践している場を目にすると、私もがんばるぞ、と良い刺激になります。
最後は KURKKU FIELDS への率直な気持ちを聞いてみました。
井上:自然に囲まれた心地よい環境で、自分のやりたいことができるということをありがたく感じます。ここでの日々が、人生を振り返った時に輝かしいものであったと思えるように、今後も目標に向かって取り組みたいです。
井上さんありがとうございました。
千葉県市川市出身。交換留学で過ごしたジュネーヴにて、生産者と話しながら買えるマルシェや、街のすぐ近くにあるブドウ畑からできたワインを楽しむ暮らしを経験。「生産者と消費者をつなぐ」ことをライフワークとすべく、KURKKU FIELDS ではマーケット・EC、社外との連携を図る営業として従事。より多くのみなさまに美味しいものをお届けできるよう奮闘中。