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紅茶のシフォンケーキが仲間入りしました

紅茶のシフォンケーキが仲間入りしました

#コラム #シフォンケーキ

UPDATE 2023.7.1

こんにちは。シフォンケーキ部門の小林真理です。

シフォンケーキは、今までプレーン1種類のみの販売でしたが、5月から新しく紅茶のシフォンケーキの販売を始めました。

プレーンのシフォンケーキを食べて、一番に感じるのはブラウンスイスのミルクと卵のおいしさ。後味に残る甘い風味は、まるでミルクを飲んでいるかのよう。そして、ミルクの風味を邪魔することなく、すっきりとした味わいを際立たせてくれるのが新鮮で自然なおいしさを追求した卵。農場で育った2つの素材だからこそ味わっていただける「極上のシンプル」が、プレーンのシフォンケーキの魅力です。

今回新しく販売することになった紅茶のシフォンケーキは、アールグレイの香りが主役。ミルクと相性の良いセイロン茶をベースにしたアールグレイは、兵庫県の紅茶専門店「ウーフ」さんから取り寄せたとっておきの茶葉です。ベルガモットの上品な香りに、和歌山県産のみかん果汁をあわせて、よりアールグレイの香りが引き立つようにしています。

昨年の11月に、「養鶏場の規模縮小のお知らせ」にてお伝えしたとおり、現在 KURKKU FIELDS の養鶏事業は、より健全な運営方針を作るため、羽数を減らして運営をしています。繁忙期・閑散期がある三次産業と異なり、一次産業では常に一定の生産物が出てきます。同じチームで運営をしている仲間として、シフォンケーキが売れても売れなくても、同じ数だけの卵を安定的に使うようにしていきたい、という思いから、紅茶のシフォンケーキに使う卵は、あえて自社のものには限定していません。

とはいえ、どこの卵でも良いわけではないので、地域の生産者さんの卵を食べ比べ、また納品数が少し上下しても安定的に運営していける生産者さんにご協力をいただくことになりました。こうすることで、養鶏部門が安心して羽数を増やすことができ、外部のお客様にも卵の販売のお声がけをすることができるようになることを目指しています。

また、ミルクに関しても、ブラウンスイスの搾乳量が少なく、水牛の搾乳量が多い時には、水牛のミルクで作ってもおいしくなるような味を目指しました。脂肪分が牛乳よりも多いので、メレンゲをしっかりとたてて、より手早くオーブンに入れなければフワフワ感が出なくなってしまうので、ここは私たちの腕の振るいどころ。なにより、水牛のミルクを使ったシフォンケーキは、KURKKU FIELDS でなければ味わえない一品です!

どの素材も、作り手の想いがこもったおいしい素材です。続いていく未来のために、ミルクも卵も、余すところなく使い、より良い運営をしていけるよう、各部門で協力していきたいと考えています。オープンから3年半、新しい味を出すタイミングをいつにするかと機を伺っていましたが、養鶏部門の動きに合わせて、KURKKU FIELDS らしい形で踏み出すことができたかなと思っています。

紅茶のシフォンケーキ、ぜひ味わってみてください。

小林真理MARI KOBAYASHI

1987年東京生まれ。上智大学卒業。カリフォルニア留学時代にマーケットやオーガニックスーパーに触れ、新たな食の流れに触れる。総合商社で7年勤務する傍ら、2017年に「出会いと暮らし」をテーマにしたマーケット「SUORA CAFÉ」を主宰。2018年より KURKKU FILEDS 創業メンバーとして入社。

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