UPDATE 2023.7.1

今年の６月から食メディアの『料理通信』と共に、KURKKU FIELDS にて『生きる力を養う学校』が始まりました。この企画に込めた私たちの想いや、『生きる力を養う学校』の楽しみ方についてお話ししたいと思います。

KURKKU FIELDS では、これまで自然とともに生きる本質的な心地よさと喜びである「いのちのてざわり」を表現するために、農業や食やアートなどの様々なプロジェクトを行なっています。

時にはお客様と一緒に畑で野菜を収穫したり、自然に分け入りそこに息づく生命の営みを観察したりしながら、ここで採れる自然の恵みを「食」を中心に体感していただき、続いていく未来について共に考える機会を作ってきました。

自然と共に働き、自然からたくさんのことを学んでいく中で、この学びや気づきを多くの方と共有し、サステナビリティや農業や食のあり方、自然と人間の関係について共に考え、アクションを起こす仲間づくりをしていきたいと考えるようになりました。

そこで、食べることに能動的に取り組む人たちのための食メディア『料理通信』の皆さんとタッグを組み、生まれたのが『生きる力を養う学校』。

生きることの中心に「食」と「循環」を据えて、土や微生物、植物、動物と向き合い、私たち人類が地球にとってポジティブな存在であるための感性を一緒に育んでいくためのプロジェクトです。

「生きる力」というと、例えば無人島でも生き抜くためのスキルというような想像をしてしまいますが、私たちは「これからの時代を豊かに生きていくための視点や嗅覚、感性」を生きる力と考えています。

足元の草花の香りに意識を向けたり、普段使う食材の背景を考えたり。季節の移り変わりを感じ取り、私たちの健康やより良い未来に向けたアクションを起こすための感性を一緒に育んでいきます。

鶏舎で採卵をしたり、シェフと一緒にパスタを作ったり。毎月テーマを変え、時折ゲストをお迎えして実施していきます。KURKKU FIELDS が「これからの時代を生きるための感性を磨く場所」として様々な人とのつながりをつくっていくプログラム。ぜひ楽しみにしていてください！

7月22日には第２回「命をいただく」を開催します。イベントの詳細はこちらのページもご覧ください！