UPDATE 2023.10.31

　

こんにちは。cocoon と TINY HOUSE VILLAGE の宿泊エリアを担当している坂本美久です。

cocoon は、2022年11月24日にオープンしてから、まもなく１年を迎えます！

cocoon エリアは、滞在するみなさまが「おもてなし」を受けられるだけではなく、環境、農業、生き物たちに触れ、命のつながりを感じながら、能動的に過ごせる宿として、お客様にご滞在いただいております。

ご宿泊いただいたみなさまには心より感謝を申し上げます。

この１年、わたしたちも、お客様に寄り添いながら cocoon の季節の移ろいや自然の変化を感じ取ることができ、cocoon という存在が生命の循環のような場所であることを感じることができました。

cocoon での芽吹きや花の開花、それらが微睡み（まどろみ）に入る瞬間、朝昼晩でも、その移ろいを観、聴き、香ることで、それぞれの心地よい時期を、みなさまにどのように伝えるべきかを考えさせられる、実り多き１年でもありました。

そして、“食べる” ということをダイレクトに感じることができるのは、宿泊することでより一層深められる体験だと改めて感じました。

その食体験は、ぜひファームツアーを通じて体感していただきたいと願っております。

「いただきます」

は食べる瞬間からではなく、野菜やハーブを収穫し、その植物たちの背景を知って “いただく” ところから始まります。そして、その体験を含めて「いただく」ことを味わっていただきたい。その思いを、より一層伝えたくなるような瞬間に立ち会いました。

そして cocoon では、みなさまへの感謝と共に、これからの食の在り方を考える選択肢の一つとして、１年の節目に、新たにお楽しみいただけるきっかけとなる試みを行います。

11月1日は世界ヴィーガンデーということもあり、11月16日（木）〜19日（日）の期間でチェックイン、宿泊してくださった方限定で、この地域で代々大切に受け継がれてきている『小糸在来』という大豆を中心とした「プラントベースプラン」をご用意いたしました。普段お肉やお魚を召し上がらない方も、そうでない方も一緒に楽しめる期間として、takka プラン（場内のお野菜などを使いながらキッチンでお料理をお楽しみいただく宿泊）と perus プラン（レストランで山名シェフのコース料理をお楽しみいただく宿泊）の両方で、ご利用いただけます。

「これから食事をしていく上で、何を選択するとより良い未来に繋がっていくのか？」という議題に対して、プラントベースフードを発信している “LOVEG” とコラボレーションして取り組む今回の宿泊プラン。

プラントベース。つまり植物由来の原材料を使った食品を、食材選びの選択肢として感じていただき、ご自身のライフスタイルやこれからの食について、おいしく楽しみながら、一緒に考える機会としてお楽しみいただきたいと思います。

▼ 詳細・お申し込みページ

https://www.chillnn.com/18282291dcc18b/plan#hotelMenu