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ある日の KURKKU FIELDS
ブラウンスイスの
ミルクの話

ブラウンスイスの
ミルクの話

#コラム #ブラウンスイス#シフォンケーキ

UPDATE 2022.8.1

こんにちは。

シフォンスタッフの中田友美です。
クルックフィールズに入社して3年が経ちました。

入社するまで菓子製造の現場で働いた経験はなかったのですが、趣味でお菓子を作ることが好きでした。

お店に行けば食材がすぐ手に入る世の中だけれど、一次産業に携わってみたい、素材について知りたい、牛の搾乳からお菓子が作れたら素敵!と思い始めたのがきっかけでクルックフィールズに入社することになり、今では、週2日の夕方、ブラウンスイスの搾乳のお手伝いをしながら、シフォンケーキやプリンを焼き続けています。

そんな日々の中で感じたことを、みなさまにお伝えしたいと思います。

搾乳の時間、牛舎に向かうと牛たちはパーラーという搾乳をする場所から顔をひょっこりだしてお出迎えしてくれます。

搾乳の時にだけあげるおやつ(配合飼料)をくれると分かっているのでしょう。早くくれ〜と言わんばかりに首を大きく振ったりします。

搾乳が終わったらそっぽ向いて餌を食べに行く子もいれば、顔をじっと見てくる子もいて、みんなそれぞれ性格があって見ているととても面白いです。

そんな彼女たち、ブラウンスイスという種類の牛のミルクはすっきりと優しい味わい。ベタッとしない後味が特徴です。そして、普通は機械で殺菌することが多いのですが、ここでは酪農スタッフが牛乳に刺激を与えないよう、優しく手作業で殺菌をしてくれています。手殺菌の牛乳のあまりのおいしさに、酪農スタッフに伝えにいったこともあるほどで、このミルクがシフォンケーキやプリンの優しい甘さの秘訣です。

ミルクを出してくれる動物たち、こだわりを持った製法で最高の素材を作り上げている生産現場のスタッフ。一次産業の現場を身近に感じるようになって、材料をお店で買ってお菓子を作っていた時よりも、一層感謝の気持ちが湧いてくるようになりました。

クルックフィールズで働くスタッフのたくさんの気持ちが込められたスイーツをこれからもお客様にお届けしていきたいです。

中田友美Tomomi Nakata

1997年東京都生まれ。都内のパン屋で働く中で、素材のことをもっと深く知りたいという思いが芽生え、一次産業に携わる事のできる仕事を探し始める。お菓子作りが趣味であった事もあり、2019年7月に KURKKU FIELDS に入社。菓子製造の研修や養鶏の研修を経て現在はブラウンスイスの搾乳をしながら製造スタッフとして勤務している。

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