黄金の絨毯
UPDATE 2024.06.30
農場長の伊藤です。前回のものがたりでは小麦畑の「色」について書かせていただきました。
クルックフィールズのパンで使用する専用の小麦は
11月に種まきをして毎年6月初旬(梅雨前)に収穫を迎えます。
収穫直前には約5日間だけ
写真のような「黄金の絨毯」が目の前に広がります。

特に、早朝の朝日があたった畑の輝きは圧巻なんです。

野菜は生育過程のどのシーンでも美しい姿を見せてくれます。
土を持ち上げて芽がでた瞬間。
風を受けてそよそよとたなびいている葉。
雨のあと水滴と一緒にキラキラ輝いてる様子。
毎日、畑の中を歩くたびその光景が目に入って
「美しいなあ」と言葉が漏れます。
そんな最高の景色の中で実りの時期を迎えられることに
毎年毎年、感謝をしています。
今年は天気の都合で、KURKKU FIELDS の休業日にスタッフのみで収穫をしました。
来年はご来場いただいたみなさんと一緒に、黄金色の畑で汗を流したいなと思った梅雨前の青空でした。


KURKKU FIELDS オーガニックファームの農場長。大学時代に kurkku の最初のレストランである「kurkku kitchen」にてサービススタッフとして勤務。そこで「野菜の美味しさ」と「農業の世界」に感銘を受け、千葉県鴨川市で自然農法の修行をする。その後「ap bank」に入社し ap bank fes のフードエリアなど担当。その後「耕す木更津農場(現在の KURKKU FIELDS )」立ち上げメンバーとして2010年から有機農業一筋で駆け抜けてきた。