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ある日の KURKKU FIELDS
日々、鶏たちと向き合うということ。

日々、鶏たちと向き合うということ。

#コラム #たまご#養鶏

UPDATE 2021.11.1

こんにちは! 養鶏を担当している石川です。

みなさんはもう KURKKU FIELDS のたまごを味わっていただけましたか?

KURKKU FIELDS のたまごは、力強いコクとクセのないすっきりとした味が特徴。ベーカリーでの販売を始め、センターハウスでたまごがけご飯として提供したり、シフォンケーキやプリンの原材料として使用していたりと、あらゆる場所でご提供しています。

今回はそのたまごを産んでくれている KURKKU FIELDS の鶏のお話です。

KURKKU FIELDS には広々とした鶏舎で平飼いしている鶏が約1500羽います。

愛知県の「岡崎おうはん」と岐阜県の「後藤もみじ」という純国産の2品種で、いわゆる銘柄鶏といわれる品種です。

各地で生まれたその日に出荷されたヒナを、KURKKU FIELDS で飼育しています。ひよこから親鶏となってたまごを産むまでに約半年間かかるのですが、僕たちは毎日鶏たちと向き合いながら、ストレスなく過ごすことができるようにお世話をしています。

この「鶏にストレスを感じさせない」ようにすることは結構大変で、四六時中鶏たちと一緒に過ごさないと見えてこない、わからないことが多いんです。

たとえば鶏は産卵期になるとお尻から独特な匂いを発するのですが、それを狙って別の鶏がお尻を突っついて腸を食べてしまうことがあるんです。突かれている鶏を助けるには日々観察し続ける必要があります。

「平飼い」という意味では比較的伸び伸びと過ごしている KURKKU FIELD の鶏たちですが、僕らはもっと彼らの環境を良くしてあげることで、さらにおいしいたまごを産んでくれると信じています。

鶏舎の土は鶏糞も含めた発酵床なのですが、鶏糞を取り除いてみるとたまごの味が変わったんです。また、最近この発酵床の糠の量を変えて、飲み水を毎日新鮮なものに変えるようにしてみると、臭みがなくなりおいしくなったのには驚きました。

これまでよりももっとおいしいたまごを産んでもらうために、僕らができることはまだまだたくさんあると思っています。些細なチューニングですが、変化が見えてきたらまたお知らせしますね!

石川雅史Masashi Ishikawa

1981年大阪生まれ。フィルタープレスメーカーにて、10年勤務後、2016年 株式会社 KURKKU に入社。現在、養鶏部に配属。平飼い養鶏を通じて、食べるだけではない卵の価値を伝えていきたいと思います。

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