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ある日の KURKKU FIELDS
春の色

春の色

#コラム #農業

UPDATE 2023.01.31

 

正月で増えてしまった体重を落とすため、
たくさん動くように心がけている農場長の伊藤です。

ここからが冬本番という時期なのですが今年は暖かいですね。
しっかり冷え込むことで冬野菜は甘く美味しくなるので 農家としては、冬らしい寒さを待っています。

とは言っても、春が待ち遠しいですよね。

みなさん、「春の色」と聞いて何色を思い浮かべますか?
新緑の緑? 桜のピンクですか?

農業をやっている私が思い浮かべる「春の色」=「黄色」です。

1月から、畑には「菜花」が咲きはじめました。 お浸しにすると最高に美味しいですよね。

気温が低く、雑草も生えていない、茶色がメインカラーの冬の畑の中でひときわキレイに輝く「黄色」 。

そしてここから春が近づいてくると 「アブラナ科」と呼ばれる野菜は蕾(つぼみ)をつけて、黄色の花を咲かせるんです。

KURKKU FIELDS では「アブラナ科」の野菜がたくさん植わっています。カブ、ブロッコリー、白菜、ケール、プチヴェール。それらが収穫時期を終え、畑に少し残っていると、徐々に背丈が伸びて、先端に蕾をつけて、やがて「黄色の花」を咲かせます。

野菜によって「黄色」の色合いが微妙に違うので
それぞれの黄色を眺めるのも春の楽しみのひとつです。

農場では先週から梅が咲き始めました。澄んだ白色の花びらと優しい黄色のおしべが春を予感させますね。

春からの農閑期に向けて農場スタッフは、種まきや機械のメンテナンスで汗を流しています。

春が待ち遠しいですね。

伊藤雅史Masashi Ito

KURKKU FIELDS オーガニックファームの農場長。大学時代に kurkku の最初のレストランである「kurkku kitchen」にてサービススタッフとして勤務。そこで「野菜の美味しさ」と「農業の世界」に感銘を受け、千葉県鴨川市で自然農法の修行をする。その後「ap bank」に入社し ap bank fes のフードエリアなど担当。その後「耕す木更津農場(現在の KURKKU FIELDS )」立ち上げメンバーとして2010年から有機農業一筋で駆け抜けてきた。

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