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焚き「火」の話

焚き「火」の話

#コラム #焚き火

UPDATE 2023.12.31

 

こんにちは。地中図書館のご案内を担当している山名隆也です。

寒さも一段と激しくなり、暖房や温かい食べ物が欠かせない、という方も多いのではないでしょうか?

私の出身地である鳥取県は降雪も多く、小学生の時は「エアコンや電気ストーブなど、便利な機械に囲まれて生活していても寒いのに、これらが無かった昔の人々はもっと寒い思いをしていたのだろうか?」などと考えていたものです。

ところがここ数年は、「昔の人も現代の機械に負けないくらい温かいもので暖をとっていたはずだ」と思うようになりました。

なぜなら、現代よりももっと「火」が身近にあったからです。

みなさんは焚き火を囲んだことがありますか? 

ご存知の方もいるでしょうが、燃える火の近くというのは非常に温かいのです。

火が消えているように見える熾火(おきび)の状態でも、手をかざせばじんわりと温もりを伝えてくれます。

反対に、激しく燃え上がれば肌が焦げるかと思うほど熱々に。

実は KURKKU FIELDS にはこの時期、暖炉や焚き火のそばでゆっくりできる場所があります。ひとつは cocoon のキッチンラウンジ takka、もうひとつが TINY HOUSE VILLAGE にある CENTER HOUSE です。

takka にあるこちらの暖炉。cocoon のお客様限定ですが、1年中焚き火を楽しむことができます。

正式には『キルン』と呼ばれるもので、焚き火を使って料理を楽しむことも可能です。

網の上にソーセージを乗せると、燃える薪とソーセージの良い香りが漂ってきます。

CENTER HOUSE のお昼の焚き火は、KURKKU FIELDS にお越しいただいたすべてのお客様が、ご自由にお楽しみいただけるものとなっています。

寒い冬の野外でも暖かく過ごせるよう、大きめの焚き火がお客様をお迎えします。

焚き火と言えば定番の、マシュマロを串にさして炙ることも出来るので、ぜひ足を運んでみてください。

このようにおいしい食事や楽しい時間に一役かってくれる焚き火ですが、実は様々なリラックス効果があるとされています。中でも有名なのが「1/fゆらぎ」というもので『焚き火の本』によると「身近なものだと海の波や雨音、木漏れ日、川の流れなどもこれに該当する」のだそうです。

自然は私たちに様々な癒しをもたらしてくれますが、焚き火もそのひとつということなんですね。

猪野正哉『焚き火の本』山と渓谷社(2020.10.1)

きっと大昔の人々も、火から温もりとパワーを貰っていたのでしょう。それは世界各地の神話や宗教に、火の神様や火に関する物語があることからも伺えます。

ギリシャ神話では、代表的な神々の一柱に「炉の女神」がいることも、その重要性を表しているようで興味深いですね。

日本では、諸説ありますが「火(ヒ)」は「日(ヒ)」の地上での姿と言われており、「日」は神様を意味する「霊(ヒ)」と同じであるとされています。このことからも文化的、宗教的に重要な役割を担っていたことがわかります。

話が外れてしまいましたが、焚き火はとても暖かく、私たちにリラックスした空間を提供してくれるというお話でした。

近頃は乾燥していますので、焚き火に限らず火の始末には十分気をつけてくださいね。

山名隆也RYUYA YAMANA

1999年鳥取県出身。奈良大学卒業。大学では仏教美術について研究していたが、本好きが高じて書店に就職。その後、perusシェフである兄から誘いがあり2023年4月 KURKKU FIELDS に入社。本を通した人間成長、知識の伝承・探究というものに価値を見出している。

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