クリスマス装飾とサステナブルなひみつ
UPDATE 2023.12.13
12月に入り、場内にはクリスマスらしい飾りが登場しました。
今回は12月9日(土)から開催中の「SUSTAINABLE CHRISTMAS 2023」の装飾と【サステナブルなひみつ】をご紹介したいと思います。
山や畑で採れた恵みで作ったスワッグやリース。使われなくなった廃材をリユースしたツリーやオブジェ。
派手ではないですが自然のものを使用したこの季節にしか感じられないKURKKU FIELDSを楽しんでいただければ嬉しいです。
【エントランスゲート】
場内の森で枝打ちした杉や檜の枝を飾り、大きなシンボルツリーのようなエントランスゲートがみなさまをお迎えします。枝打ちとは余分な樹木の枝を幹から切り落とすこと。枝打ちすることで森の中に光が差し込み、他の植物も豊かに育っていきます。
暗くなってからは優しい光が灯り、昼間とは違った雰囲気をお楽しみいただけます。

【アイアンガーデン】
ダイニングの裏にあるミニファームをクリスマス仕様へ。
場内の枯れ枝を持って来て、左からグミの木、地中図書館周辺の枯れ枝、禊萩の枯れ枝を使用したツリーになっています。

【廃材ツリー】
使用しなくなった木製のホイールを解体し、廃材ツリーを作りました。
タイニーハウスの宿泊の方にも楽しんでいただけるようにライトアップもしています。

【バグホテルツリー】
畑にいるイモムシを食べるドロバチのお家。
廃材を使って作った人と自然が共存するための仕組みです。ドロバチが畑にいるイモムシを食べてくれる事で農薬を使わなくても野菜が食べられる事が減り、生態系のバランスも整っていきます。今回はバグホテルをツリー型で作っており、クリスマスの期間が終わっても場所を移動させ活用できるようになっています。

【リース】
店舗毎にそれぞれの特徴を活かしたクリスマスを演出しています。どれも場内の素材でスタッフが手作りしました。
リースの土台はアケビや藤のつるで作られています。
つる植物は他の樹木を利用し、葉をより高い所で開こうとするので、そのままにしておくと利用される樹木に影響を及ぼします。そのつるを有効活用しリースの土台として、店舗に合わせた農場の恵で飾り付けられています。
店舗に行ったらぜひどんな素材で作られているかじっくり見てみてくださいね!

KURKKU FIELDSでのサステナブルなクリスマス。場内でもご家庭でも楽しんでいただける、この時期だけのメニューもご用意してお待ちしています。
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東京都出身。大学でアートマネジメントを学んだのち、テーマパークにて11年勤務。作り手の想いが伝わるものに魅力を感じ、生産者との距離が近いKURKKU FIELDSに2023年6月入社。インフォメーションや広報を経て、現在は宿泊施設の運営を担当。お客様が心地よく過ごせるような空間づくりを心がけている。