KURKKUFIELDS クルックフィールズ

ONLINE SHOP

千葉県木更津市

アクセス
FARM
ある日の KURKKU FIELDS
小麦の収穫

小麦の収穫

#コラム #小麦#農業

UPDATE 2022.6.1

こんにちは。ベーカリースタッフの高木あゆみです。
先日、農場にある小麦を収穫したので、今日はその時のことをお伝えしたいと思います。

私がここ KURKKU FIELDS に惹かれた理由のひとつが一次産業(1からつくること)に携わることができるということでした。小麦の種をまき、収穫し、製粉してパンをつくる。普通のパン屋さんではあまり行われていないことができる環境にとても惹かれてここで働くことに決めました。

今年はアイアンガーデンというダイニング横の小さな畑で、小麦がどのように育つのかを身近で感じるために、種蒔きから小麦のお世話をしました。葉っぱが4枚ついたらみんなで麦踏みを行い、5月頃には麦の穂が実り始めました。

小麦の収穫時期はだいたい6月初旬で、黄金色に枯れカラカラに乾いてきたら収穫適期になります。梅雨時の天気とにらめっこしながら、農業スタッフを中心にベーカリー、シフォン、ダイニングのメンバーも加わり場内の小麦をすべて収穫しました。

手作業でカマで根元 10㎝ くらいのところを刈り取る地道な作業ですが、スパッと刈り取る作業は案外気持ち良く、種蒔きから収穫まで経験することで小麦へのありがたみが増していきました。

収穫した小麦はそのまま脱穀して、乾燥させ、製粉し、初めて粉になります。挽きたての粉で作る農場の小麦のパン、どんな香り、味、力を持っているのでしょうか!バゲットやフォカッチャに新麦を使い、早くつくりたい!と今から心が弾んでいます。

KURKKU FIELDS に来て1年、農業の経験がなかった私は、小麦を始め、野菜やハーブが身近にあることに喜びを感じ、農場にあるものでどんなパンをつくれるか、どんな酵母が起こせるか、移りゆく四季を感じながら毎日ワクワクしています。

育ってくれた小麦、育ててくれた農場スタッフに感謝し、一粒一粒の小麦を大切にパンづくりに励み、生産現場と共にあるこの環境でパンを通して、この思いをお客様に伝えていきたいと思っています。ベーカリーでお待ちしています!

高木あゆみAyumi Takagi

1996年埼玉県出身。高校で調理師免許を取得し、エコール辻東京で製菓を学ぶ。後に5年間、ケーキ屋の個人店、結婚式場でパティシエとして働く。この自然豊かな場所を生かしたパン作りを学びたく、2021年4月に KURKKU FIELDS に入社。パン作りを通して、自然本来の素材の美味しさや豊かさを届けることを大切に、ベーカリーにて日々勉強中。

関連する記事

RECENT CONTENTS